お姉ちゃんなんだから


ブログを読みに来てくださったみなさま、ありがとうございます。
ほほ笑み そえる かすみそうです。
ママに笑顔を。
子どもたちに「生きる力」を。
そんな想いで活動をしています。

昨日に続いて、私の思い出話です。

私は3人兄弟の一番上に生まれました。
私、弟、妹の3人兄弟です。

あんまり記憶にありませんが、一人っ子だった時代は
両親を独り占めにして、とても大事にされて育っていた。。。そうです。

ホントに記憶にないんですよね。3歳くらいまでで、物心が付いていなかったからでしょうか?
幼稚園が大嫌いで、泣いていたことは覚えているのに。
昔の写真を見ても、「あ、こんなことあったなぁ」って思い出せることがほとんどなくて。

でも、弟が生まれてからのことは覚えていることが多いんです。

よくわからないけれど、「おしゃぶりを取ってきて」とか、「ごみ箱に捨ててきて」みたいな
小さな用事を頼まれるようになったり。
母親に話しかけると、にらまれるようになったり。
(弟を寝かしつけていたからかもしれませんが)

何かしら、それまでになかった「いやな気分」を感じるようになったんですよね。

妹が生まれて、それはますます増えていきました。

「お姉ちゃんだから我慢しなさい」
「お姉ちゃんだから、お母さんの言うこと聞きなさい」

そんなことを言われる日々が増えていきました。

時が流れてもそれは変わりません。

弟、妹が両親の言うことを聞かなければ、「お姉ちゃん」が叱られる
弟、妹が私のおもちゃを壊しても、「お姉ちゃん」は我慢しなければいけない
弟、妹が私の真似をして、失敗したら、それは「お姉ちゃん」の責任

義務と責任が増え、それがうまくいかずに叱られる日々が増えていく中で
家の中は私にとって安らげる場所ではなくなっていきました。

弟、妹が片づけない食器を片付けなかったから叱られる
弟、妹がお風呂に石鹸を入れて、泡だらけにしたから、と、そこにいたわけでもない私が叱られる

鉄拳制裁がまかり通っていた時代、毎日両親のどちらかから手を挙げられていたものです。

振り返って思います。

「お姉ちゃんにしてくれなんて頼んでないし」

さらに思います。

「【お姉ちゃん】が職業なら、お給料か、その他権利か、何かくれたらよかったのに」

別のブログで書きますが、私の両親は私に「お姉ちゃん」として、しなければいけないことは
たくさん押し付けましたが、「お姉ちゃんだからしてもいい」ことはありませんでした。

義務と責任と、果たせなかった時の叱責と。
子供時代の思い出です。

あまりに叱られすぎて、今でも両親の言うことに逆らえない私がいるのかなぁ、
なんて、考える日も少なくありません。

今だから、大きな声でもう一回言います。

「お姉ちゃんにしてくれなんて頼んでない!!!」

生まれてきたから出会うことができた、

楽しいこととか、
素敵なこととか、
後は大事な息子を授かれたこととか、

否定するつもりはないので、
「生んでくれなんて言ってない」なんてことは思っていません。

でも、「お姉ちゃん」に生んでくれとは頼んでないから。
いつか、あっかんべーってしながら、両親に言ってみたい一言です。

最後に改めて、
私のブログを読みに来てくれて、ありがとうございます。
ぜひ、またお立ち寄りください♪


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