子どものやること管理、どうしてますか?
今日も読みに来てくださってありがとうございます。
ほほ笑み そえる かすみそう です。
うちでは、3日に1度くらいの割合で
わたしが激怒する場面があります。
息子が
自分の習い事の時間を把握していない時
に発生するんです。
結構ビッグな雷を落としているんですが
喉元過ぎれば。。。なのか、日々同じことが繰り返されています。
同じように、時間割や宿題が終わらないまま遊びに行って、
帰ってきたときには、しなければいけないことをすっかり忘れている
そんな時にも叱ってしまうんですよね。
叱るのも面倒だし、疲れるので、あれこれ試していますが、
今日はその一部をご紹介します。
目次
子どものスケジュール管理とタスク管理
ここでは息子に自分で管理してほしいことと、
できていない理由を考えてみました。
自分で管理してほしいスケジュール
息子が今の習い事をスタートしてからもう4年が経ちます。
4年も経つと、
「言われなくても、自分でできてほしいなぁ」
と感じていることがいくつかあるんですが、
たとえばこんなことです。
- 習い事の開始時刻と終了時刻の把握
- 習い事の場所の把握
- 何時に家を出れば間に合うかの計算
- 必要なものの準備と食事
食事は自分で準備できなければ、わたしに声をかけることになりますが
他のことは一人でできるだろう、と思っています。
もし移動にどのくらい時間がかかるかわからないなら、
自分から聞きに来てほしい、と思っているんです。
今のところ見事にできておらず、嘆く毎日が続きます。
スケジュール管理ができない問題点
息子はなぜこんなにもスケジュール管理ができないのでしょうか?
こんな感じで分析してみました。
- その日のスケジュールを覚えておけない
- スケジュールがわかっても、「すべきこと(=タスク)」がわからない
- タスクにどのくらい時間がかかるかわからない
こんな状況なので、偶然
「今日は〇〇で、13時から練習開始」
とわかっても、家を出る時間が想像できず
出発時刻になっても昼食が終わってない、なんてことが起きるんです。
どうすれば自分でできる子になるんだろう?
わたしの理想は
「今日は13時から〇〇で練習なので、12時に出発したいです。
お昼ご飯は11時半くらいに食べたいです」
なんて言ってきてもらえることです。
そして、お昼ご飯開始の11時半には、持ち物すべてが準備できていて、
食べた後に着替えられるように服が出ていればばっちり。
と、いうことは、息子に必要なのは、
- いつまでに
- なにを
しなければいけないのかの把握です。
どうやって息子にそのスキルを身につけさせるかを
順番に考えてみることにしました。
どうすればスケジュール管理ができる?
息子に必要な、
- いつまでに
- 何を
すればいいかを把握する能力はどうすれば身についていくんでしょうか?
実は、今も手探り状態です。
でも、何もしなければ何も変わりません。
そこで、息子と話をして、こんなことを始めてみました。
- 時間の決まったスケジュールをスケジュール帳に書く
習い事や友だちとの約束など、日時が決まれば
すぐに書くようにしています。 - 決まった時間までにしなければいけないことを書く
「準備」「時間割」という書き方ではなく、
「水筒にお茶」「シューズをカバンに」など、
することを詳しく書くように気を付けています。 - その日しなければいけないことを書く
これは、毎日同じことをする場合でも書くように伝えています。
たとえば、制服を片づけたり、宿題をしたりするようなことまで
書いてもらっています。 - 終わったことはチェックを入れる
仕事っぽく言うとタスクの消込です。
書くことで意識づけられる部分が出てきたようで、少しずつ
「あ、忘れていた」
が減っているのがうれしいなぁと思っています。
子どもがスケジュール帳を使うメリット
息子が使い始めたスケジュール帳ですが、
なんとなくお仕事向けのイメージがありますよね。
でも、子どもにとってもスケジュール帳は使う価値あり!な
アイテムです。
- 予定が可視化できる
何月何日に何をするのかが、一目でわかるスケジュール帳は
習い事が多いお子さまにこそ必要なアイテムではないでしょうか? - 自分で自分の予定を管理できる
たとえば、お友だちと遊びたいときに、ママに予定を聞いていると
スムーズに予定が立てられないことがあります。
でもスケジュール帳で管理していれば、自分で好きなタイミングで
遊ぶ約束ができます。 - 自己肯定感が高まる
自分のことが自分でできる!
そんな実感は子どもの成長にきっと一役買ってくれるはずです。
そして何より、忙しいママが自分の予定だけじゃなくて
子どもの予定を見ていると大変です。
ママの負担が減る点もメリットといえるでしょう。
子どもがスケジュール帳を使うデメリット
子どもにスケジュール帳を使わせることでデメリットはないのでしょうか?
デメリットとなりうる点を紹介します。
- 慣れないうちは使い方が難しい
書くスペースが小さい、書き方が分からない、など
使い始めは悩むことがたくさんあります。
悩んでいるうちに使いたくない、と思ってしまう可能性もあるでしょう - 書かなければいけない、とプレッシャーを感じる
学校の授業中にノートを書いて、連絡帳を書いて、そして宿題でも書く。
子どもの生活の中で「書く」場面はたくさんあります。
さらにスケジュール帳を書かなければいけない、というのは
プレッシャーにもなりかねません。
慣れてしまって、習慣になるまではスケジュール帳を持つことは
悩んだり、辛く感じたりとデメリットが生じるかもしれません。
子どもがスケジュール帳を使うポイント
使うことでメリットもデメリットもあるスケジュール帳ですが、
じょうずに使いこなしてスケジュール管理を楽にしていくことが大切です。
- 最初のうちはママと一緒に書く
「書き方が分からない」「書くタイミングがわからない」
そんなお子さまの気持ちを和らげるために、毎日時間を決めて
一緒に書くのがおススメです。 - 毎日時間を決めて書く
新しく決まったスケジュールは、夕飯を食べ終わったら書く
朝起きたらその日することをチェックする
学校から帰ってきたら、夕飯までにすることをチェックする
など、「いつ」「どんな目的で」スケジュール帳を見るのかを
決めてしまうと、スムーズに一人で使えるようになるでしょう。
この2つの流れの中で、
「新しいスケジュールは毎日書いて更新する」
「スケジュールを立てるポイント」
など、アドバイスしながら進めていくと、
お子さま自身でスケジュール帳を使いこなせるようになっていくでしょう。
子どもにおすすめのスケジュール帳
いろいろ書いてきましたが、我が家でもまだまだ
手探りで進めています。
ただ1つうまくいったなぁ、と感じている点が
「スケジュール帳の選び方」
です。
息子にとって毎日手に取りたくなるようなスケジュール帳を
選べたようで、今のところ「毎日書く」というところは
クリアできています。
お子さま用のスケジュール帳を選ぶ時にはこんなところに
気を付けてみるのはどうでしょうか?
- お子さまが好きなデザインのものを選ぶ
いろんなスケジュール帳が売られていますが、
色、デザイン、キャラクターなど、お子さまの好みに
合わせたものを選ぶことで、
「使うことがうれしい」と思ってもらえるでしょう。 - お子さまが書きやすいものを選ぶ
大人向けの小さなスケジュール帳だと、持ち運びには
適していますが、お子さまにとっては書きにくいかもしれません。
また書いた後の文字が読みづらく、使い勝手が悪くなることもあるでしょう。
お子さまが使いやすく書きやすいものを選ぶと
嫌がることなく書いてもらえるはずです。 - 学校から配布されているスケジュール帳
もし、学校でスケジュール帳が配布されている場合は、
積極的に活用するのがおススメです。
テストの予定や長期休暇などがあらかじめ印刷されているなど
お子さまに使いやすいポイントがたくさんあるためです。
スケジュール帳選びはお子さまのスケジュールやタスク管理の第一歩です。
一緒にお気に入りの1冊を選んでくださいね!
まとめ
読んでくださってありがとうございます。
今日は息子とわたしのスケジュール管理から始まって、
わたしが思うお子さま向けのスケジュール管理を紹介しました。
もしお子さまの日々の学習やテスト前のスケジュールなどに
お悩みがある場合、まなぶてらすのHS+でサポートができます。
わたしもHS+担当のHTとして活動をしているので、
よければお問合せください。
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お子さま一人ひとりの「できない」を「できた!」に変えられるよう
心を込めてサポートをしています。
我が家ではこんな手帳を使っています。
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